
「親知らずが痛い」、「あご関節から音が鳴る」、「口が開きづらい」
これらの症状は全て口腔外科の領域です。口腔外科とは文字通り『お口の中とその周辺の外科』を専門的に扱う科目です。当院では親知らずの抜歯をはじめ、お口のトラブルに関するさまざまな口腔外科治療に幅広く対応しております。
親知らず(智歯)の抜歯
・抜歯について
当院の大きな特徴のひとつとして挙げられるのが、親知らずの抜歯です。抗菌薬、鎮痛薬を使用し、腫れと痛みを緩和させることも可能です。
難症例の場合は大学病院をご紹介します。
<親知らずを抜歯した方が良い理由>
1.他の歯に比べて、周囲組織が炎症を起こしやすい位置関係にある
2.いったん炎症を起こすと、大きな病気になりやすい
3.体の調子が悪いときに炎症を起こしやすくなる
4.ひとつ前の奥歯が虫歯や歯周病になりやすくなる
5.歯並びを悪くする傾向がある
6.口の中を狭くし、頬、舌、歯肉を噛みやすくなる
親知らずの抜歯は、年齢が経つほど骨が硬化し、抜歯が困難になります。また、感染してからでは抜歯後の症状が強くなります。
特に女性の場合、妊娠中に親知らずに痛みや腫れが出ることがよくあります。妊娠中には、つわりなどの影響で歯磨きが十分にできず、口腔内が不潔になりやすく、体調も不良のため症状悪化することが多いとされています。必要に応じて早めに治療を行うことをおすすめします。
顎関節症

顎関節症の症状としては、顎関節部の痛み、カックンやジャリジャリする顎関節雑音、口が開きにくいなどが挙げられます。原因は、噛み合わせが悪い、くいしばりや歯ぎしりなどがあり、さらには筋肉の緊張が強い、ストレスなどが考えられます。
治療は、鎮痛剤や筋弛緩剤などによる薬物療法、筋肉の緊張を和らげるマイオモニター、マウスピースを口に入れるスプリント療法などがあります。
顎関節症の種類
・顎関節症I型:主として筋肉に異常が生じます。
・顎関節症II型:円板や関節包に損傷があります。
・顎関節症III型:関節円板の転位を伴う顎関節内障。
顎関節症を疑うポイント
次のような症状が診られる場合は、症状が悪化する前に受診してください。
1.開口障害
お口が開けにくくないですか?
2.顎の痛み
顎の関節付近や周辺の筋肉に痛みはありませんか?
3.関節雑音
お口の開け閉めの時に「カクッ」「コキッ」「ギシギシ」「ジャリジャリ」という音がしませんか?
口腔がん検査

口腔がんは口の中にできる「がん」です。口腔がんは、直接肉眼で観察でき、手指で触診できるのが大きな特徴です。発育様式から外向型(出っ張っている)、内向型(掘れ込んでいる;潰瘍形成)に大別できます。その中でも、一見汚く、触って硬い感じをうけるものは要注意です。また、白斑(はくはん)も要注意です。
白斑というのは口の中の粘膜が白くなっているものの総称で、単に入れ歯が強く当たって白くなっているものもあれば、がんではないががん化する可能性のあるもの、本当のがんであることもあります。
次の項目に、口腔がんを疑うポイントを列挙しますので、セルフチェックしてみてください。
「口腔がん」を疑うポイント
1.口の中に硬い「しこり」がある。
2.口の中に出血しやすい場所がある。
3.3週間以上治らない口内炎や潰瘍、または抜歯後の傷の治りが悪い。
4.口の中に痛みがある。
5.口の中や唇にしびれがある。
6.口の中が腫れて、入れ歯が合わなくなった。
7.口の中に白い部分または赤い部分がある。
8.口臭があると言われた。
9.原因不明の歯のぐらつきがある。
10.首のリンパ節の腫れが3週間以上続いている。

訪問歯科診療とは
訪問歯科診療とは、歯科医院に通いたくても通えない方のために、歯科医師がご自宅や各種施設へお伺いして、歯の治療をする診療スタイルです。
時々歯が痛む、入れ歯が合わない、歯医者さんに訪問歯科診療をしてほしいけど頼みづらい、
自分で歯磨きが出来ないので口腔ケアをお願いしたい・・・
お口のどんな困りごとでも遠慮なさらずにご相談ください。
家で寝たきりの方、車椅子の方、病院で入院中の方、施設などに入所中の方など、歯科医院へ通院困難な方に対し、診療経験豊かな歯科医師や歯科衛生士が専門チームを組み、その人の家や、病院、施設へ出向いて歯科治療や予防を行います。
介護が必要なご高齢者の場合は、特に歯科的な問題を抱えているケースが多いにも関わらず、外来での歯科受診は難しくなる一方なのが現実でしょう。しかし、口腔機能の維持管理は、「食べる」という機能のみならず、生きる力やQOLの向上にとっても重要なことです。
外来に近い環境で治療ができるポータブル機材を導入
当院では、持ち運び可能なポータブル器材を各種取り揃えており、ベッドサイドや車椅子でも外来に準じた治療を受けていただけます。また、滅菌機器によるウイルスや細菌等の滅菌消毒を徹底するとともに、ディスポーザブル(使い捨て)器材を使用することによって、診療現場における「感染症対策に努めています。
当院の訪問歯科診療の特徴
・特養きたざわ苑の歯科対応も行っております。
・日本摂食嚥下リハビリ学会の会員として専門医とも連携をとり、ムセ・飲み込みの検査、リハビリもご自宅で行うことができます。
・世田谷の介護認定審査委員としており、全身の状態も観察させていただき、介護認定審査会で介護認定のレベルを決める活動も行っています。
お申込みから初診までの流れ
Step1.お申込み(電話・FAXなど)
↓
Step2.アポイントの決定/初診日をご連絡します。
↓
Step3.初診(健診)/治療計画を立案し、次回より定期健診を開始します。
※初診時は保険証(医療・介護)と各受給者証をご用意ください。
訪問エリア
診療所から半径16km
訪問日・時間
ご相談
こんなことに気づいたら、まずはご相談を!
ご高齢の患者さまを介護していらっしゃるご家族様は、次のような点に注意してあげてください。そして、少しでも気になることがありましたら、ぜひ一度、当院にご相談ください。
□お口の中が乾いている、唇が荒れている
□歯が抜けてきている
□歯ぐきから出血していたり、歯がグラグラしている
□お口の中に歯の根だけが残っている
□口臭が気になる
□食後、食べかすがお口に残っている
□歯磨き・うがいの習慣がない。または、ご自身では難しい
□入れ歯をお食事中に外される
□入れ歯を舌でガチャガチャ動かされる
□お話し中に入れ歯が落ちてくる
□お食事中に口から食べ物がこぼれる
□お食事後に声が枯れる
□お食事中や食後にムセたり咳き込んだりする
□お茶や汁物の水分でムセる
□お話をする機械が少なく、口をあまり動かさない
□食欲がなく体重が減っている
□首・肩などが固まっているように見える
各種施設職員の皆様へ
当院では、デイサービス・デイケアを行っている施設や入居施設の職員の皆様に対しても、さまざまな協力体制を整えています。ご利用者様のためになるよう、さらには、職員の皆様のご負担も軽減させられるよう努めてまいります。
料金について
・保険診療の範囲内で行えます。
医療保険:1〜3割(他の医療機関の負担と同じ)
生活保護、障害者手帳をお持ちの方: 各市区町村の減免と同じ扱いです。
介護保険:居宅療養管理指導費のご負担が生じます。
ケアプランの限度額とは別枠でのご請求となります。
※介護報酬の改定等により、金額が変動する場合がございます。
詳細な金額はお問い合わせ時にご説明いたします
・保険診療の適用外となるケース
訪問歯科は原則として、健康保険適用で診療いたします。ただし、保険適用には「歯科医院から診療場所までが半径16km圏内」であることが条件です。本人や家族の希望で、半径16kmよりも遠い歯科からの訪問の場合、訪問歯科でかかる費用はすべて保険適用外となります。
※料金については、詳しくご説明しますので、まずは当院までお問い合わせください。
「歯科・訪問歯科のご案内」パンフレット